こんにちは、ぽわぐちょです。レートは振るいませんでしたが過去最高順位なので自分用としても構築記事を残したいと思います。
《意識したい並び》
・サンダー+レヒレ+ポリ2
この並びに対して有利が取れる構築を使うと決めた。
《構築経緯(軸の決定、採用理由)》
色々な構築を試したが、カバウツロナットのスタンパは自分の立ち回り次第でどんな相手に対しても抗える点を評価して決定した。
具体的には、環境トップであるエースバーンとサンダーに対してカバルドンを初手に出すことでエースバーンには有利、サンダーにはボルチェンを押させず砂で安全にウツロイドを出すことが出来る。
次に水ウーラオス、カプ・レヒレ、ウオノラゴンに対して強いナットレイを採用。
次にウツロイドを通すことが出来ない構築(鋼、地面タイプが多い構築)に対して崩すことが出来る珠ドラパルトを採用した。
ここまででブリザポスなどの氷タイプ、ナットレイ、ドラパルトが重い為それらに対して上から行動することが出来てドラパルトとの相性補完、起点作りをすることが出来るスカーフヒートロトムを採用した。
最後に、相手の選出を狭めることが出来てウツロイドの役割対象であるレヒレを呼ぶことが出来るウオノラゴンを採用した。
《基本的な勝ち筋(メイン)》
この構築の勝ち筋はとてもシンプルで通すエースが決まっており、それを邪魔するポケモンを周りのポケモンで削ったら全抜きする。
①ウツロイドを通す
②ドラパルトを通す
《対策の対策(サイド)》
ウツロイドが通せない構築に対してはドラパルトを通す。
ウツロイドの対策として出てくるポリゴン2、ジバコイルをナットレイで削る。
《各ポケモンの調整意図》
エースバーンが居たら先発に出していた。水ラオスが構築単位で重いためゴツメでの採用。ゴツメにすることで鉢巻水ラオス以外には怠けるで粘ることが出来る。悪ラオス対面は怠けるでダメージをチェックして持ち物を判別していた。
ウツロイド@パワフルハーブ
サンダーレヒレポリ2に対して通りやすいエース。メテオビームは全抜き耐性が整ってから打つようにしていた。身代わりがあるとナットレイに受け出されるサンダーに宿り木を入れた後、どんな行動をされてもアドが取れる。鋼タイプには基本的に何も出来ないので裏にいるウツロイド受けを削る事を意識する。
ナットレイ@食べ残し
カバウツロナットのナットレイは鉄壁ボディプレである事が多いが有利対面で鉄壁を積んだところで炎技持ちが裏から出てくる為鉄壁ナットレイで詰ませることが難しいと感じた。ナットレイミラーには弱くなるが、食べ残しを叩き落とす事で相手のナットレイの回復ソースを奪う事が出来る。
ドラパルト@命の珠
ウツロイドが通らない時のエースとして採用した。ドラパルトが苦手なレヒレポリ2に対してウツロイドで有利を取れるのでエースの相性がとても良かった。ラグラージ軸に対して身代わりを張ればeasyWinできると思っていたがクイタンからミミッキュ等で簡単に止まってしまう為、安易に積むのでは無く裏を削る事を意識した。
ヒートロトム@拘りスカーフ
オーバーヒート/ボルトチェンジ/鬼火/トリック
ブリザポスに強く、ドラパルトの積みの起点を作ることか出来るため採用した。構築単位で重いドラパルトに対しても上から鬼火を入れることが出来る。ロトムのトリック、ナットレイ宿り木、ドラパルトの身代わりを駆使することで受けに対して有利に立ち回ることが出来た。
ウオノラゴン@拘り鉢巻
ほぼ見せポケです。このポケモンが居ることによりウツロイド対策の鋼タイプを選出する場合、裏に必ずウオノラゴン受けを用意する必要があります。またウオノラゴンを受けることが出来ない構築はドラパルトやカプ・レヒレなど「ウオノラゴンに有利なポケモン」が初手に出てくるのでヒートロトムやナットレイが通りやすかった。
《基本選出》
《立ち回りについて》
カバルドンと対面した場合ナットレイに引くのが安定。大体トリックを打たれるが拘り宿り木は相手にすると起点にしづらいので交代してくるまで宿り木を打ちます。裏から出てくるのがサンダーならウツロイドを出して身代わりを張ります。エースバーンであればカバルドンに引いて対応します。ゴリランダーが出てきた場合は剣の舞から入ってくるのでダイマを切ってダイスチルを打っていました。
初手ダイマされてナックル→カキュウを打たれるとカバルドンでも受けることが出来ないので初手欠伸を打ちます。初手で膝や火炎ボールを打たれてカバルドンが削られた場合は次のサイクルでエースバーンが受からなくなるのでステロを撒くのではなく怠けるで体力管理をします。このポケモンに対して受け出しをするのは困難なのでウツロイドを先に展開させることで受け出せない状況を作っていました。具体的にはエースバーンはウツロイドに対して受け出しすることが出来ないポケモンなのでナットレイに対して出てくることになります。出てきた場合は交代際の宿り木と合わせてエースバーンの体力を削り、カバルドンに引くことで「エースバーンが残ってカバルドンだけが倒される」という状況を回避していました。
初手に出てきた場合はDLは初手ダイマなのでカバルドンの砂で特防を強化したウツロイドを投げます。ダイアイスを打たれたらウツロイドでダイマを切ってダイロックで天候を取り返していました。
裏から出てくるポリ2はHDアナライズなので主にウツロイドに対して受け出しされることになります。ヘドロ爆弾で毒の試行回数を稼ぎつつナットレイに引き、宿り木や叩き落とすでウツロイドを受けられない状況を作っていました。輝石が無ければウツロイドのメテオビームで半分削れます。裏から出てきたDLポリ2に対しても宿り木叩きで削りつつ冷凍ビームに対してウツロイドを受け出して身代わりを張ってアイアンテールなら外し待ちをしていました。
ウツロイド以外のポケモンをサンダーに弱いポケモンにすることでこのポケモンを誘ってウツロイドの餌にしていました。初手ダイマされることは殆どありませんでした。カバルドンと対面した場合、ボルトチェンジを打つことが出来ず暴風に対して砂ウツロイドを出すことが出来るので有利に立ち回ることが出来ます。裏に鋼がいる場合は安易にメテオビームを打たずにそのままナットレイに交代したり草結びを打っていました。
初手に来るカイリューは何をしてくるかわからないのでラムでは無いことを祈って欠伸を押していました。ダイアイスを持っている物理珠カイリューはカバルドンで受けが利かないので バーンがない事を祈ってナットレイで処理していました。このポケモンの解答を構築単位で用意出来なかったことが今期の反省点です。
カバルドンとの対面はナットレイに引くことで型を判別していました。水流連打を押してくれた場合は半分ほどダメージが入ります。ナットレイ読みでインファイトを押された場合でも鉢巻で無ければ1発耐えることが出来るのでその後にカバルドンに交代してゴツメと砂と鉄の棘で削っていました。鉢巻インファイトでナットレイが倒された場合はカバルドンで受ける選択をするか、ウツロイドでビーストブーストの起点にする選択をしていました。
ゴツメカバルドンはウーラオス対面で怠けるが安定と言われますが、鉢巻だと有利乱数で落ちてしまう為ナットレイと合わせて削る戦法を取りました。
こちらのウーラオスがカバルドンと対面した場合は怠けるが安定になります。怠けるを押しているだけで相手の体力を削ることが出来、暗黒強打のPPを枯らすことが出来ます。そこからカバルドン対策のレヒレが出てきた場合はナットレイに引いて対処していました。
ナットレイで受けることになりますが鉢巻の場合は半分強削れてしまうので守るから食べ残しの回復を入れて宿り木を入れていました。叩きを入れると火力が下がるので宿り木と合わせて処理していました。
ヒートロトム+ナットレイで対処していました。ナットレイは火傷を入れられても役割上問題がないので相手の黒いヘドロを叩き落として宿り木を入れて交代戦でドラパルトかヒートロトムを通すようにしていました。
このポケモンが相手の構築にいる場合はヒートロトムを先発に出します。ヒートロトムで裏のポケモンにトリックを入れてドラパルトで先に展開することを意識していました。
ナットレイ+カバルドンで処理していました。鉄壁ナットレイの場合はカバルドンで欠伸を入れつつ、ナットレイに交代して叩き落とすことで相手の回復リソースを奪うことが出来ます。そこからはカバルドンの地震がそのままダメージとして残るためうまく削ってウツロイドのメテオビーム圏内に入れていました。
《きついポケモン》
カイリュー@命の珠
カイリュー@ラムの実
無理です。初手ダイマされると物理特殊どちらの型なのか分からずサイクルを回すことができませんでした。このポケモンに対する明確な回答を用意出来なかったことが今期勝ちきれなかった原因だと思います。
水ウーラオス@命の珠
カバルドンとナットレイのサイクルで削ることの出来ない水ウーラオスは無理です。
エースバーン@ラムの実
カバルドンで処理出来ないエースバーンは無理です。
ドラパルト@ラムの実
カバルドンで処理出来ない竜舞ドラパルトは無理です。
ナットレイ@食べ残し
鉄壁ナットレイが重かった。対策はあったが倒すための倒すまでの処理ルートが確立できていなかったので負けました。
ガラルヤドキング@突撃チョッキ
カバルドンで無理やり処理していた。サンダーレヒレポリ2が存在してない構築のヤドキングならドラパルトで行けた。
《最後に》
今期は沢山の人と交流出来て楽しかったです。
色んな人の名前が書いてあるアレをやってみたかったのですが結果が振るわなかったので勝ってから書きたいと思います。みんな見ててね。
次のシーズンは必ず勝ちます。
なぜ人は戦いを求めランクマッチに潜るのか― / #ポケモン 18乗せるまで https://t.co/fBh32lw9NJ
— 名も無きぽわぐちょ (@utopia0225_sin) 2021年7月29日